「SDN/クラウド プログラムコンテスト2018」結果報告

最終更新: 2019年3月1日



2018年12月3日-6日の4日間、沖縄県市町村自治会館(那覇市)において「Okinawa Open Days 2018」が開催されました。


この国際会議は、SDN/NFVやクラウドをはじめとする先端的なICT技術をテーマに、研究者・技術者・利用者が垣根なく語り合い、最新動向を共有し合うことのできる、日本に、そして世界に開かれた国際会議です。


そして、「SDN/クラウド プログラムコンテスト 2018」は2日目にあたる12月4日に開催されました。本プログラムコンテストには、11チームが参加し、そのうち3チームはスペシャリスト第4期生でもあるマダガスカル出身のチームMAKIをはじめ、台湾国立交通大学から2チームと、例年にも増して国際色豊かなコンテストになりました。


各チームには30分の持ち時間(20分:発表とデモ/10分:準備と質疑)が与えられ、発表には、コンセプト、システムイメージ、アーキテクチャ、利用技術、開発スケジュール、チャレンジしたポイントを盛り込みます。


発表内容は、審査委員により、テーマ(新規性、独創性、有用性)、実装(完成度、難易度)、発表(資料、オーラル)の視点から評価され点数が与えられます。その点数を基に、来場者に配布した評価シート(自由記入)の意見も参考にしながら、最終的な順位が決められます。


毎年、メンター・協賛社の協力により豪華副賞が用意される本コンテストですが、今年もグランプリを獲得したチームは台湾に招待され、そのほか、願いを叶える体験券、通信インフラ見学ツアー、好きな技術書購入、各種ルータや、今年はさらにミクシィグループも特別スポンサーになっていただき、豪華副賞が用意されました。


そのほかにも、OSPN(Open Source People Network)より、参加賞としてOSPNポーチを参加者全員へ、グランプリ受賞者へオリジナルTシャツ、富士通株式会社より高級ボールペン(CROSS)を全チームに1本ずつ贈られました。


審査講評

坂本 大輔氏 / 株式会社ミクシィ

「技術に振り切ったものから、ユーザーのためになるように頑張って話を聞いているものまで、いろんなタイプの発表があって楽しい一日だった。時には寸劇もあって、大変脳に優しいユースケースの説明もあってよかった。グランプリの世界征服さんには面白いものを見せていただいた。今日はこの場にこれたことを光栄に思っている。」

審査総評

小野寺 好広氏 / シスコシステムズ合同会社

「今日のために長い時間をかけてやってきたと思う。みんなの発表を聞かせてもらって思ったのは、この場で発表するのは緊張すると思うが、誰がどんなことをどれだけ頑張ったか、ということをみんなにわかってもらう事もすごく大事。作ったものの説明も大切だが、どういうプログラミングをどれだけ頑張ったか、苦労話ももう少し聞きたかった。みんなの作ったプログラム、チャレンジが一日聞けてとても楽しかった。」

コンテスト総評

鷲北 賢氏 / さくらインターネット株式会社

「今年のプログラムを振り返ってみると、様々なテーマ、課題を見せてもらった。審査員冥利につきる。ナショナルバックボーンをOpenFlowでコントロールするという野心的なプロジェクトから、朝起きて布団からでるのが嫌だからリモコンを作るというプロジェクトが同列に語られていて面白かった。ICTだからこういうコンテストが成り立つ。普通のコンテストだとこうもいかない。これは決して揶揄しているわけではなく、技術がこれを同列で語らせる事になっているということ。とても素晴らしいと思っている。結果として順位が出ているが、あくまで現時点での評価という事であまり気にしないでいただきたい。最終的にみなさんの評価・成長は、今後、将来卒業研究や制作、あるいは大きなプロジェクトに配属されたりして、違う仕事を任された時に新しいプログラムを作ることに携わることがあると思う。今年のこのプログラムを経験したこと、うまくいかなかったことを次回に活かしてほしい。その差分が成長したということだと思っている。」


コンテスト結果について

グランプリ  世界征服

「受発注予測システム」

三木  俊介 NECネッツエスアイ株式会社(東京)

長谷川 俊夫 NECネッツエスアイ株式会社(東京)

副賞:台湾国際交流ご招待 / 沖縄オープンラボラトリ

2位. JEC学らぼー!

「患者と看護師をつなぐコミュニケーションツール「みまたま」の開発」

五十嵐 絵美 日本電子専門学校(東京)

高橋   稜 日本電子専門学校(東京)

副賞:ギフトカード5万円分+XFLAG オリジナルグッズ / ミクシィグループ

3位. 琉大GFB

「スマートフォンを用いた教育現場の支援」

与那嶺 東 琉球大学(沖縄)

亀沢 佑⼀ 琉球大学(沖縄)

松田 意仁 琉球大学(沖縄)

副賞:夢を叶える体験券(5万円相当/人)/ 沖縄オープンラボラトリ

4位. それ、仕様です。

「究極に動きたくない人による、究極に動かないための遠隔操作リモコン」

玉榮 宏祐樹 琉球大学(沖縄)

大城  輪子 琉球大学(沖縄)

小嶺 愛紀菜 琉球大学(沖縄)

副賞:LTEモバイルルータ(Aterm MR05LN) x 3 / 日本電気株式会社

5位. NCTU Lab117

「Intelligent Plant Care Hydroponic Box Using IoTtalk」

Jyun Kai, Liao National Chiao Tung University(台湾)

Yu Hsuan, Hu National Chiao Tung University(台湾)

Ta Hsien, Hsu National Chiao Tung University(台湾)

副賞:好きな技術書購入(1万円相当/人)/ 沖縄オープンラボラトリ


6位. Maki

「SDN based tool to support REN operator」

RANDRIANARIVONY Nirinarisantatra

神戸情報大学院大学/The Ministry of Higher Education, i RENALA & MGIX(兵庫/マダガスカル)

副賞:洞道見学ツアー(通信インフラ見学) / NTTコミュニケーションズ株式会社

7位. 交通大学CWTラボ

「Dynamic Fault Management in Service Function Chaining」

SONG, SHIH-YING National Chiao Tung University(台湾)

LEE,     YUAN-HAN National Chiao Tung University(台湾)

副賞:openWRT搭載・超小型Linux Vocore Ver1 x 1人2個 / 株式会社イイガ

7位(同率). pwd

「情報集約・共有ツール USA」

能登 拓也 NTTコミュニケーションズ株式会社(東京)

石井 佑樹 NTTコミュニケーションズ株式会社(東京)

吾藤 秀亮 NTTコムエンジニアリング株式会社(東京)

副賞:技術書セット / Japan Ansible User Group

・[改訂新版]プロのためのLinuxシステム構築・運用技術 (Software Design plus) x 1

・Ansible徹底入門 クラウド時代の新しい構成管理の実現 x 1

・インフラCI実践ガイド Ansible/GitLabを使ったインフラ改善サイクルの実現 x 1

・Software Design 2018年12月号 x 4


9位. R2p

「セキュリティ学習支援ツール」

當間 崇智 国際電子ビジネス専門学校(沖縄)

北川 優尚 国際電子ビジネス専門学校(沖縄)

副賞:Ciscoルーター(C841M-4X-JAIS/K9)x 2 /シスコシステムズ合同会社

10位. 九産大Quest

「大規模ネットワーク実習システムの開発」

本田  遼也 九州産業大学(福岡)

加納 慎之佑 九州産業大学(福岡)

大平   剛 九州産業大学(福岡)

副賞:選べるガジェット(Happy Hacking Keyboard または Oculus Go または RICOH THETA SC のいずれか)/ さくらインターネット株式会社


11位. 3 ping tee

「Mission Impossible ~部活内システム~」

多和田 鶴稀 国際電子ビジネス専門学校(沖縄)

安次富  諒 国際電子ビジネス専門学校(沖縄)

宮城  達也 国際電子ビジネス専門学校(沖縄)

副賞:書籍「直感Deep Learning」x 3 / TIS株式会社


20181205 SDNクラウドプログラムコンテスト2018 表彰式



各発表内容(動画あり)→

https://www.okinawaopenlabs.or.jp/blog/sdncloudprogramcontest2018-2